不良債権等の開示と残高

銀行のディスクロージャー誌から銀行の健全性を読み解くには、まずディスクロージャー誌になにが書かれているかを理解しないといけません。ディスクロージャー誌とは銀行法・信用金庫法などの法律に基づき銀行・信用金庫・信用協同組合などの金融機関が作成、公開している業務及び財産の状況に関する説明資料です。これは、先の法律によって義務化されています。つまり、銀行の健全性を判断するのに必要な開示情報が示されているということです。その銀行の開示されている情報のうち銀行の健全性を判断する主なポイントとしては、一般的に自己資本比率であるといわれています。そのほかには貸出金に対しての不良債権の残高の割合が増加しているのか、減少しているのか、といったことも健全性を見極めるうえで重要になってきます。つまりは、貸出先の倒産や業績不振などによって帰ってくる見込みのない債権または帰ってこないことが確定している債権の割合が貸出金全体から見て、小さければ小さいほど安全性が高いということがいえます。また、将来の経営破たんに備えるための貸倒引当金がどのくらい積まれているか、といったことも銀行の健全性を判断する上で非常に重要だといえます。

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